漫画とかの日記(続き)

漫画を読んで時々何かを書きます。

エニート

『働かないふたり』14巻をKindleで購入し、読みました。 

働かないふたり 14巻 (バンチコミックス)

働かないふたり 14巻 (バンチコミックス)

 

この作品は作者ご本人のWebサイトに載っていた頃から読んでいます。(後に出版社から声をかけられ、連載・単行本化されるようになりました)

ニート兄妹(兄=守、妹=春子)が主人公です。この兄は「エリートなニート、通称『エニート』」と呼ばれています。

漫画を読み進めていく中で「こんな発想できるのか、いやできない」と反語で即答してしまう程、話の引き出しが多い。

兄は今はニートですが、それまでは色んな仕事をしたり、世界中を旅したりしています。だから引き出しも多いのでしょうが……。

それを描いているのは作者なわけですよね。作者ご本人もそんな生活を送っていたのか気になるところです。

私も恥ずかしながらニート経験があるので、単に「ニートで毎日ダラダラしてる。時間つぶす方法はいくらでもある」ってだけならわかるんですが。何と言いますか。物事の考え方・捉え方が私の想像の範疇に無い。そういう話が増えています。

14巻には「兄にとって大事な本」の話題が出てきます。巻末にはその本の話が載っています(描き下ろしなのかはわかりません。あとネタバレにもなるかもしれないので詳細は伏せます)。

私は目下、持っている本の電子化を進めておりますが、「これだけは!」って本は残してあります(Kindle版も買ってますが)。本も中身が読めればそれでいい、って訳ではないことを再認識させていただきました。

あと、怒ってる戸川さんがかわいかったです。

タイムラグ

随分と更新していませんでした。すみません。

あれから漫画はKindleで買っています。既に所有している漫画もKindle版で買い直しています。

そして、その分買取に出しています。

何度も書いていますが、やはり電子版の「場所を取らない」というメリットはかなり大きいです。

「紙の漫画を手放す」という行為に引っかかる部分もあります。「魂の拠り所を失う」感じがします(大げさですが)。

でも、自室の視界が広がってると少し心の余裕が生まれます。自分なりの落としどころです。

最近買った漫画。  

微熱空間 1 (楽園コミックス)

微熱空間 1 (楽園コミックス)

 

 設定・シチュエーション等々、「よくある」部分も多いですが、読んでみたら面白かったです。

2巻(最新刊)はもう発売されていますが、Kindle版は5/31発売です。出版社の方針なのかわかりませんが、このタイムラグで離れていってしまう人もいると思うんですよね。

難しい問題なのはわかりますが、何とかしていただきたいものです。

あと、『攻殻機動隊』も1、2、1.5巻それぞれKindleで買い直しました。

今読み直しても面白い。2巻とか発売された当初は全く意味が分かりませんでした。今読むと多少はわかる……と思いたい……。欄外の注釈はKindle版の方が読みやすい気がします。 

 では今日はこれにて。またn週間後に……。

電子書籍その後

電子書籍環境を導入してしばらく経ちました。思いつくままに感想を書いてみます。

まず「場所をとらない」ことがこんなにも大きなことだったとは、と感じています。「しまっておく場所」もそうですが、「読むときの場所(&手間)」に関しても全然違う。

自室が本だらけであることは前に書いたと思いますが。書いてないかもしれませんが。一応、本棚もあるのですがそれだけでは収まり切れず、「本の収納ケース」を大量に買ってその中にしまい、ケースを重ねて置く。

こうなってくると本が読みたくなった時には「しまってあるケースを探し、そこから本を引っ張り出し、読み終わったら元に戻す」という手間がかかるのです。しかし電子書籍なら棚にしまってある端末を出せばそれでOK。何工程も省けます。

そして電子書籍の方が積読(積みデータ)が減りました。上記のように手間を省けることが大きな理由です。

一部の作品に関しては所有している本を買取にだし、データで買い直したりしています(おかげで今月のパケット消費と預金残高の減りがやばいので、これに関しては一旦中断しました)。

「本は実物を所有していたい」という気持ちはありますが、「自分の書斎があって、そこにデカい本棚も完備してあって」という環境は私は構築できていませんし、多分これからもできないでしょう。そういった事情に自分なりに折り合いがついたかな、と。

そんな悪いもんじゃないですよ。

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漫画。

『黒鉄・改』1巻購入。

  

いやー、本当に『黒鉄』が再開する日が来ようとは。TwitterのTLに「連載再開」のニュースが流れてきたときは本当にビビった。いやいやマジで。

後書きにもありますが、「20年位前に始まって、15年位前に中断した」その作品が。

私もめっきり老け込んでしまいましたが、長生きもしてみるもんだね!

内容、というか迅鉄(主人公)の設定が連載中断前とアレコレ変わってたりしますが、そこは仕方ないですね。「烏」や「亡者の皆さん」の出番が返ってきて個人的に嬉しかったり。

続きも楽しみにしてます。

あともう一冊。

『魔術っ子!海堂くん!!』 

これねえ。初版の単行本も持っているのにデータでも買ってしまいました。因みに「マンガ図書館Z」で無料で読むこともできます。なのに、買ってしまった。なんか衝動的に。

www.mangaz.com

前回のエントリで「昔のオタクは云々」とか「西島大介先生は云々」とか書いてましたが、私はこの漫画が大好きです。

AmazonKindle版)のカスタマーレビューにも書いてありますが「90年代後半に頭がダメだった人にオススメ」という言葉に色々と凝縮されています。

なんかもう「声優100人大行進」っていう単語がすごい。パワーワード

当時の私はコミケとか同人誌とかはよくわかってなかったですが、「コタツといえばエロ同人!」とかいうパワーワード

こういう「何だかよくわからないけど瞬発力がすげーあるおかしい(頭が)漫画」がたくさん載ってたのが昔のビームなんだよね。(ビームは創刊号から購読していましたが、途中で挫折しました)

Amazonプライム会員だったり、マンガ図書館Zで無料で読めるので、ちょっと読んでみて。

ちなみにこの単行本で完結ではありません。続きもあるのですが、それが単行本になる前にビームに載らなくなりました。作者(すがわらくにゆき先生)の他の単行本に収録されていたはず。どれだったかは思い出せないので、今度部屋で探しておこう。

さらに『魔術っ子!大海堂くん!!』なんて続編もあったりする。

私はすがわらくにゆき先生を応援したいです。

ではまた今度。

「オタク」の過去・現在

私はまあこんなブログを書いているくらいだし、自分が「オタク」であることは自覚しています。

つい最近、web(ネットニュース?掲示板?渋?)で「オタクになる前の記憶が無いんですよー」といった感じの文字列を見て、頭の中で色んなものが駆け巡った。

「自分もそうだなー」と。「なる前」と「なった後」というか……「きっかけ」や「境目」がわからない。

私の年齢をザックリ表現すると「TVエヴァ世代」。まあ90年代ですね。勿論エヴァンゲリオン観て、映画も何度も観て……という感じでした。

ここで西島大介先生の『I Care Because You Do』という漫画を引き合いに出してみる。 

 

I Care Because You Do

I Care Because You Do

 

 

 冒頭には「90年代の話を描こうと思う。本当のお話、本当の物語を。」というモノローグがあります。

この漫画は三人の主人公のエピソードが入れ替わったり、時に交差しながら進んでいきます。

その中の一人。「中学まではオタクだった」「高校に入ってからそういうのを止めたら彼女ができた。渋谷系とか聴くような」

ですが、この主人公がエヴァと出会うことでまたオタクになり、彼女にも振られ……。といった感じ。

この主人公(名前が無いんですよ!)がオタクになったきっかけを振り返るシーンで「ナディアを観てからだ」と描かれています。

その上で、エヴァを観てハマっていくと。

恐らく西島大介先生とは大体同世代なんでしょうが、私はエヴァは普通に観てましたね。確かに面白かった。社会現象にもなった。でも、何だろう。「エヴァがきっかけでオタクになった」といった感じではなかった。あと、「ナディア」は観てなかった(放映前の『月刊ニュータイプ』の特集で「やべえ」て言ってるのは私も覚えがありますw)。

次に木尾士目先生の『げんしけん』(無印の方)。割と序盤で斑目(という登場人物)が「オタクは気が付いたらなっているものだ。なり方もわからないし、止め方もわからねえよ」と言う。

 

げんしけん(1) (アフタヌーンコミックス)

げんしけん(1) (アフタヌーンコミックス)

 

  

こちらの方が自分に近いような気もするけど、漫研などには所属せず、色んな意味で宙ぶらりんな学生生活を送っていた。学校の屋上のベンチで漫画読んでるような。

何が言いたいのか自分でもよく分からなくなってきましたが、最初の方に書いた「オタクになる前の記憶が無いんですよー」の一言で「自分も何か書きてえ!」という衝動が生まれたので書いてみました。

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話題は変わります。

『おとなのほうかご』3巻を読んでいて思ったんですが、天野先生の前髪は初期の方が良いと思います。全く別の作品ですが、『聲の形』のときも西宮(母)の前髪が気になってしまうことがよくありました。(これ『寄生獣』だったら完全にパラサイトだ!あの前髪が伸びて攻撃してくるヤツだ!)

ちょっと意味が分かりませんね。すみません。

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Kindlefireに漫画データを少しずつ増やしていますが、やはり「積みデータ」にっている。しかもこの端末、各作品をどこまで読んだか進捗率が表示されるんですよ!この野郎!(意味不明)

終(♪デデデッ、デデデッ、デーデー)

電子書籍/『おとなのほうかご』三巻

以前からの懸案である「電子書籍環境の導入」について進捗がありました。

進捗とか書きましたが、もうkindlefire(2017年ver)をズバッと購入。

どんな端末にするかは結構悩みました。

曰く、「kindleアプリを使うと広告が入る」
曰く、「普通のタブレットだと本体ストレージにしか本のデータを保存できない」
曰く、「kindleペーパーホワイトはモノクロでしか見られない」

そんなこんなで某友人と相談しながら電気街をウロウロしていたところ、比較的新しいkindlefireがお手頃価格で売ってたので即決購入。

スマホのWi-FiテザリングAmazonに繋いでDL購入できる環境ができました。

ただ、ダウンロードが上手くいかないことが既に何度もあります。それでも今のところ大きなストレスにはなっていないのでまあいいか、と。

kindlefireはmicroSDにも保存できるということで、ごっつい容量のmicroSDも買ってやったわ!(本体とmicroSDの価格がそんなには違わないんですよね……。それだけ端末が安く買えたということですが。と思いたい)

これから新しく始まる作品はなるべく電子で買うつもりです。もうね、部屋の紙の本を断腸の思いでかなり処分したのですが、それでも多すぎるんですよ。物理的スペースの争奪戦。物理だからしょうがない。

来月発売になる冬目先生の『黒鉄・改』からは電子にするつもりです。

   

 

いやー、しかし『黒鉄』が再開する日が来るなんて……本当に思ってなかった。『イエスタデイをうたって』が(納得のいく形で)完結するとかね。生きてて良かったと思いましたね。

同じく来月に『空電ノイズの姫君』の新刊も出ますね。

 

 

こちらはちょっと調べたところ、「Amazonで買うと描き下ろし画像データが特典として付いてくる」とあるんですね。私は「kindleで買うと付いてくるのかな」と思っていたのですが、「紙の本をAmazonで買うと、特典のDL用シリアルコードが送られてくる」そうです。漫画の特典にもAmazonが進出ですか……。

順番的に後回しになってしまいましたが、『おとなのほうかご』3巻を電気街の本屋さんで購入しました。こちらは紙の本。特典目当てで。これからはこういうトコにもAmazonが手を伸ばしてくるんですね……。

  

おとなのほうかご3 (MFC)

おとなのほうかご3 (MFC)

 

 

ちなみに私選んだ特典は「天野先生のブロマイド」ですね!なんだかんだでやはり天野先生でしょう!

つか買うまでは「ブロマイド?」と頭の中で「?」が彷徨っていました。昔のアイドル様たちのブロマイドというのは聞いたことがありますが、漫画で?と。

実物を見てみると、確かに表面がテカテカに加工されていて写真っぽい。そもそも「ブロマイド」の定義を知らない。まあいいか。

『おとなのほうかご』はだんだんと登場人物たちが錯綜するようになってきましたね。てか、年月がリアルで過ぎていくけどこれ大丈夫か?気が付いたら皆さんの年齢が増えすぎない?そうなる前にキチンと完結させるということでしょうか?

今日は長文になりました。すみません。地味にアクセス数とかを確認しているのですが、月1くらいしでしか更新しないこのブログに毎日複数のアクセスがあって……。何だろう。見てくれてる方がいらっしゃるのか……。更新は月1ペースでも。

今日はここまで。またよろしくお願いします。