漫画とかの日記(続き)

漫画を読んで時々何かを書きます。

『少女終末旅行』全六巻読了

なるべくネタバレしないように書きます。

作品の存在はアニメ化されたときに知りました。ですが、アニメはまだ観ていません。

タイトルと画柄、遠回しで入ってくる情報を見て「文明が終わった世界で女の子二人組がトロトロと旅行する漫画」かな?と。「『ヨコハマ買い出し紀行』みたいな感じだろうか」と想像していました。

実際読んでみると、最初からから文明が滅んでいて(この時点で『ヨコハマ~』とは違うなと感じる)。主人公二人以外の人物は殆ど登場しません(ゼロではないですが……)。二人も「何故文明が滅んだのか」もよくわからないまま旅が進みます。

ですが、読み進めていくと、旅の中で様々な遺物・遺構と出会い、二人も様々なことを知っていきます。

五巻くらいから私の背筋が震えるようなエピソードが入るようになります。二人の過去が語られる「40 故郷」。「おじいさん」のセリフが心に刺さります。

そして六巻(最終巻)は圧巻でした。最終話の「~~『だったよね…』」(一応伏字)というセリフと見開きで描かれる景色。素晴らしかったです。

作者の後書きも良かったです。(後書きを読まないという方もおられるでしょうが、この作品は読んだ方が良いです)

アニメのサブタイトルを確認しましたが、原作の途中までで終わっているようです。最終巻が出たのもアニメが終わってからだったかと思います。

今は電子書籍で試し読み等もできる(はず)なので、ちょっと読んでみてください。

この作品を知ってくれる方が一人でも多くなってもらいたいです。

私のこのブログの中では悪ふざけも無くなく硬い内容になっていますが、それだけ感銘を受けたと思ってください。

ではまた。

 

少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)

少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)

 

 

奇襲

AmazonKindleで一迅社作品がポイント50%還元されるキャンペーン実施中。9/6まで。

急にそういうのやめてほしいんだけど、仕方ないのか。

欲しい作品はもうKindleで購入済みでした。ガルパン関係の雑誌やムック、あと最近見始めた「宇宙よりも遠い場所」の雑誌を購入しました。

ももえサイズ』がKindleで売ってなかったのは痛かった(紙の本は持ってます)。

Kindleユーザーは検討してみましょう。

八月終り

長期間ほったらかしですみませんでした。でも最初からこんなペースだったのでご容赦ください。

漫画をKindleで買い直すというコスパの悪い日々を送ってきました。そんな中で、Kindle端末についてちょっと書いてみます。

私が使っているのはKindlefireHD8……だったはず。間違ってたらすみません。

Kindleで購入した本は、端末の「コレクション」という機能でグループ分けできます。「コレクション」という名前ですが、実質Windowsのフォルダみたいなもので、コレクション(フォルダ)に名前を付けて、そこに本を追加していくだけなのですが。

今月くらいから「コレクションを作成して登録しても反映されない・コレクションが消えてしまう」という事が頻発するようになりました。(本のデータが消えたわけではありません)

泣き寝入るのもアレなんでAmazonのサポセンに電話してみました。

最初は「コレクションの数が30~40以上になるとそういう事が起こることは把握してます」とのことでした。でもさー、Kindle専用端末買ってるような人なんか、そんな数では収まらないですよね。

色々と状態を説明して出た結論が「Wi-Fi繋いでる状態じゃないと、コレクションの作成・登録が反映されない」ということでした。

私のネット環境がPCも含めてスマホテザリングのみなので、Kindle端末のネット接続は最低限にしておきたいんですよ。

世の中常時接続が当たり前になってんだなー、と。

何だかんだありましたが、サポセンの人の対応は非常に丁寧で、こういった結論になりましたがそんなに不快な思いはしませんでした。(ちょろい)

不具合があったら連絡を取りましょう、ということで。世の中にはクレーマーな人も多いので大変だなと思いました。

漫画の話題が無かったのでこれから書きます。

『手品先輩』が連載再開したそうです。どういった事情により休載していたかはわかりませんが、私にとっては嬉しいニュースでした。

ネット界隈では「遅すぎる」とか何とか書いてる方もおられるようでしたが、続きを描いてくれるだけでもありがたいですよ。漫画描いている人も編集している人も人間なんでね。あまりに行き過ぎて潰れてしまった漫画家さんも知っています。「急に連載終ったど、なんでだ?」→作者(30代前半)が亡くなった、なんてことも経験してきましたし。

なんか暗い話になってしまいましたが、好きな漫画との付き合いが不幸な終わり方になるのは避けたいものですね。

では終わります。

エニート

『働かないふたり』14巻をKindleで購入し、読みました。 

働かないふたり 14巻 (バンチコミックス)

働かないふたり 14巻 (バンチコミックス)

 

この作品は作者ご本人のWebサイトに載っていた頃から読んでいます。(後に出版社から声をかけられ、連載・単行本化されるようになりました)

ニート兄妹(兄=守、妹=春子)が主人公です。この兄は「エリートなニート、通称『エニート』」と呼ばれています。

漫画を読み進めていく中で「こんな発想できるのか、いやできない」と反語で即答してしまう程、話の引き出しが多い。

兄は今はニートですが、それまでは色んな仕事をしたり、世界中を旅したりしています。だから引き出しも多いのでしょうが……。

それを描いているのは作者なわけですよね。作者ご本人もそんな生活を送っていたのか気になるところです。

私も恥ずかしながらニート経験があるので、単に「ニートで毎日ダラダラしてる。時間つぶす方法はいくらでもある」ってだけならわかるんですが。何と言いますか。物事の考え方・捉え方が私の想像の範疇に無い。そういう話が増えています。

14巻には「兄にとって大事な本」の話題が出てきます。巻末にはその本の話が載っています(描き下ろしなのかはわかりません。あとネタバレにもなるかもしれないので詳細は伏せます)。

私は目下、持っている本の電子化を進めておりますが、「これだけは!」って本は残してあります(Kindle版も買ってますが)。本も中身が読めればそれでいい、って訳ではないことを再認識させていただきました。

あと、怒ってる戸川さんがかわいかったです。

タイムラグ

随分と更新していませんでした。すみません。

あれから漫画はKindleで買っています。既に所有している漫画もKindle版で買い直しています。

そして、その分買取に出しています。

何度も書いていますが、やはり電子版の「場所を取らない」というメリットはかなり大きいです。

「紙の漫画を手放す」という行為に引っかかる部分もあります。「魂の拠り所を失う」感じがします(大げさですが)。

でも、自室の視界が広がってると少し心の余裕が生まれます。自分なりの落としどころです。

最近買った漫画。  

微熱空間 1 (楽園コミックス)

微熱空間 1 (楽園コミックス)

 

 設定・シチュエーション等々、「よくある」部分も多いですが、読んでみたら面白かったです。

2巻(最新刊)はもう発売されていますが、Kindle版は5/31発売です。出版社の方針なのかわかりませんが、このタイムラグで離れていってしまう人もいると思うんですよね。

難しい問題なのはわかりますが、何とかしていただきたいものです。

あと、『攻殻機動隊』も1、2、1.5巻それぞれKindleで買い直しました。

今読み直しても面白い。2巻とか発売された当初は全く意味が分かりませんでした。今読むと多少はわかる……と思いたい……。欄外の注釈はKindle版の方が読みやすい気がします。 

 では今日はこれにて。またn週間後に……。