漫画とかの日記(続き)

漫画を読んで時々何かを書きます。

冬目景先生の『マホロミ』4巻(完)をやっと読みました

なんだかんだ忙しく、そしてその分体力を消耗していたため……更に書くなら積読本が多すぎてどれがどこにあるかわからない状態が長く続いていたもので、読むのが今日になってしまった。

いやー、素晴らしい作品でした。途中から目がウルウルしてしまった。物語自体も良い話だし、なんつーか、自分も「古い人間」になりつつあるからかもね。歳とったよ……。

基本的には「古い建物にも魂が宿る。その建物が壊される前に、その魂を満足させてあげようじゃないか」という話。そこに大学で建築を学ぶ主人公、そして建築家として名を残す故・祖父への複雑な思い。その祖父と浅からぬ因縁がある謎めいた少女。学友たち。主人公がバイトする建築事務所の面々。

ある意味「大道」な物語ですが、「古い建物」を題材にした冬目先生には恐れ入ります。

作中でも「古い建物は素晴らしい!」って感じでもなく、古い建物にも悪いところはある(老朽化による危険性、住んでる人にとっては新しくてきれいな方がいいと思う人の方が多いだろう……、的な)。だからといってどんどんぶっ壊して新しくすればいいってモンじゃなくないかな?的な。

まあ、地元も再開発が進み、それこそ4巻にある「今まで当たり前にあったものが、二週間後には無くなってるのかって思うと……」という台詞が代弁してる状況なんで、なおさらです。

そんな地元でも、古い民家を使ってちょっとしたお店を営んでる方々もおられますね。少し「オサレ」な感じがして、自分には敷居が高いんですが(地元なのにw)。

こういう作品はもっと知られて欲しいのでアフィリエイトも貼りますよ!(ブログは無料でやっているので、ワタクシの収入にはなりませんがw。つか、収入目当てだったらもっとガンガン更新してますよ!)

次回更新もいつになるかわかりませんが、また何か書きます。今日はこの辺で。

マホロミ 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

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マホロミ 2: 時空建築幻視譚 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

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