「オタク」の過去・現在
私はまあこんなブログを書いているくらいだし、自分が「オタク」であることは自覚しています。
つい最近、web(ネットニュース?掲示板?渋?)で「オタクになる前の記憶が無いんですよー」といった感じの文字列を見て、頭の中で色んなものが駆け巡った。
「自分もそうだなー」と。「なる前」と「なった後」というか……「きっかけ」や「境目」がわからない。
私の年齢をザックリ表現すると「TVエヴァ世代」。まあ90年代ですね。勿論エヴァンゲリオン観て、映画も何度も観て……という感じでした。
ここで西島大介先生の『I Care Because You Do』という漫画を引き合いに出してみる。
冒頭には「90年代の話を描こうと思う。本当のお話、本当の物語を。」というモノローグがあります。
この漫画は三人の主人公のエピソードが入れ替わったり、時に交差しながら進んでいきます。
その中の一人。「中学まではオタクだった」「高校に入ってからそういうのを止めたら彼女ができた。渋谷系とか聴くような」
ですが、この主人公がエヴァと出会うことでまたオタクになり、彼女にも振られ……。といった感じ。
この主人公(名前が無いんですよ!)がオタクになったきっかけを振り返るシーンで「ナディアを観てからだ」と描かれています。
その上で、エヴァを観てハマっていくと。
恐らく西島大介先生とは大体同世代なんでしょうが、私はエヴァは普通に観てましたね。確かに面白かった。社会現象にもなった。でも、何だろう。「エヴァがきっかけでオタクになった」といった感じではなかった。あと、「ナディア」は観てなかった(放映前の『月刊ニュータイプ』の特集で「やべえ」て言ってるのは私も覚えがありますw)。
次に木尾士目先生の『げんしけん』(無印の方)。割と序盤で斑目(という登場人物)が「オタクは気が付いたらなっているものだ。なり方もわからないし、止め方もわからねえよ」と言う。
こちらの方が自分に近いような気もするけど、漫研などには所属せず、色んな意味で宙ぶらりんな学生生活を送っていた。学校の屋上のベンチで漫画読んでるような。
何が言いたいのか自分でもよく分からなくなってきましたが、最初の方に書いた「オタクになる前の記憶が無いんですよー」の一言で「自分も何か書きてえ!」という衝動が生まれたので書いてみました。
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話題は変わります。
『おとなのほうかご』3巻を読んでいて思ったんですが、天野先生の前髪は初期の方が良いと思います。全く別の作品ですが、『聲の形』のときも西宮(母)の前髪が気になってしまうことがよくありました。(これ『寄生獣』だったら完全にパラサイトだ!あの前髪が伸びて攻撃してくるヤツだ!)
ちょっと意味が分かりませんね。すみません。
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Kindlefireに漫画データを少しずつ増やしていますが、やはり「積みデータ」にっている。しかもこの端末、各作品をどこまで読んだか進捗率が表示されるんですよ!この野郎!(意味不明)
終(♪デデデッ、デデデッ、デーデー)