漫画とかの日記(続き)

漫画を読んで時々何かを書きます。

今だからこそ、読もう!『BREAK-AGE(ブレイク-エイジ)』

お久しぶりです、懐古おじさんです。

ゲームハードのスペックがどんどん上がり、昔は「こういうゲームがあったらなあ……」と夢想していたものが現実になり始めていますね。

特にロボット対戦ゲーム。色んな機体が3D空間を飛び回り、それがオンライン対戦できる。職場の後輩にはそれこそガンダムやってる者もおります。バーチャロンをやってる者もおります。

そういう時代だからこそ、今回紹介する『BREAK-AGE(ブレイク-エイジ)』を今の若者に読んでもらいたいと常々思っておりまして。

私と同世代の中には「読んだことがある」という人もいる、くらいで、若者たちの知名度があまりなくて悲しかったりしてますが。

もう絶版になっているそうですね。悲しい。

ですが、漫画業界も進化して電子書籍として読めたりるするんですよね。

この「マンガ図書館Z」というサイトで読むことができます。無料でも見られますが、広告が表示されます。さすがにこればかりは仕方ないですが。ちゃんと料金を払えばPDF版をダウンロードできるそうです。

www.mangaz.com

BREAK-AGE(ブレイク-エイジ)』はこちらから。

www.mangaz.com

 

どんな内容なのかを書き忘れてました。すみません。

ゲームセンターが巨大なアミューズメント施設に発展した近未来の日本(もうリアルの年代的に追いついてたかもしれない)。「デンジャープラネット(以下DP)」というロボットゲームがあり、それが全国でオンライン対戦できる(CPU戦やバトルロイヤル戦など、モードもさまざま)。そのゲームが若者たちの間でブームになっている。そこで起こる「青春群像モノ」というか、根底にあるのは「ボーイ・ミーツ・ガール」ですね。王道と言っていいでしょう。

このDPの特徴は、「自分の機体をPCでカスタマイズできる」という点にあります。もちろん、何でもかんでもカスタマイズしまくり「俺の考えた最強○○」みたいのが跳梁跋扈しないように、ゲームのマザーシステムが機体データの容量や「バグがないか」等をチェックします。そこを通らないとゲームに参加することすらできません。

逆に言うと、「マザーシステムの構造をよく理解してプログラムを組めば、すごいデータ量の機体でもシステムのジャッジをスルーできる」なんてこともできます。最後の方ではネジ一本からカスタマイズしてますw。ビルドファイターズで例えると「プラフスキー粒子の特性を理解すれば……」みたいな感じですかね。

「ロボットゲームから始まる『ボーイ・ミーツ・ガール』物語」ですが、何気に「昔からゲームには必ずついて回る問題」にも触れてたりするので、今読み返すと「凄い」の一言です。

例えば、「初心者狩りをするプレイヤーに対してメーカー・運営側はどう対処すべきか?」「システムが許容している条件を使って勝つのは卑怯なのか?(ステージの地雷原に相手をおびき寄せるなど)」(作中では主人公の父親が新聞を電子版で読んでおり、「やっぱ紙の方がいいよー」と言ってるシーンもありますw)

当時この漫画を読んでいた人の中には「ゲームが上手いだけで女の子と出会えてとかあり得ねえよ」という感想を持つ人もいましたが、そこは漫画なんだから……フィクションなんだから……と個人的には思ってます。

今までにないくらい本文が長くなってしまいました。この辺で切り上げ、あとは「読め!」で締めます。ではまた。