『働かないふたり』12巻を読みました(ネタバレあり)
間の何冊かを積読→そのまましまっていたようで、この12巻を読んだらストーリー(主に人間関係)が進行していてちょっと焦りました。「ふたり」は相変わらず働いていないようですが。
おばあさん家の庭の草刈りを皆でやるエピソードが秀逸。というか何というか。
草刈って、ご飯をご馳走になって。その後におばあさんが「少ないんだけど……」と封筒を渡そうとしたとき、「それは野暮ってもんですよ」と断るシーン。
仮に自分だったとしてもそれは断るところですが、「野暮ですよ」という表現は出てこないです。
いや、漫画だってことはわかってますよ。それでも何と言いますか……唸ってしまいました。
あと、この巻の最後の方の「丸山君合コンエピソード」もなかなか。「いい人すぎてモテない人(男)」ってこういう感じかー、と伝わりました。
恋(彼女をつくる)を取るか、友人を取るか。ここで丸山君は友人を取り、合コンでいい感じになった女性から愛想尽かされるのですよ。深いですね。主人公はニートだけど。だからこそ、か?私にもそういう時期があったもので。考えさせられます。今でも続いている友人たちには感謝です。
などと偉そうなことを書いていますが、私は「いい人でもない上モテない」というかなりアレなカテゴリなのでニンともカンとも……。
そんな感じでしたが、この一冊で「この一コマ!」を挙げるのでしたら、洗濯物エピソードの「すみません それ」(by倉木さん)ですね!
ではまた気が向いたら更新します。