『終電ちゃん』
最近はなんでも通販で買えるようになってきてますが、それでも「書店に行かなかったら知る機会すら無かったのでは」と思える作品もあります。今回紹介する『終電ちゃん』もその一つです。
自宅からは結構遠くて、年に数回しか行かない街にある書店のラインナップ……と言いますか、並べ方と言いますか。私がその書店に行くと大抵「これ面白そうだな」と思う漫画に出会えるので、「この書店さん、すげーな」と勝手にリスペクトしております。『終電ちゃん』もちょうどいい感じの場所に置いてあり、試し読みの小冊子もあり。そのまま購入しました。
どんな内容かと言いますと、「終電という概念を擬人化して物語を創っている」。私の友人に薦めるときもこの表現を使いました。皆「どういうことだよw」と言うのですが、読んでもらったらわかってもらえたようです。
主人公はJR東日本の中央線の「終電ちゃん」。時には嫌われ者を買って出てまでも、終電を逃す人がいないよう奮闘しています。
基本的には「人情もの」なんですが、上記のような設定と地味に挟み込まれる鉄道知識がいい感じです。(「終電に接続は付きものだ!」等)
「中央線の終電ちゃん」と書きましたが、もちろんほかの路線の「終電ちゃん」もいます。1巻では山手線・小田急線の「終電ちゃん」が登場し、現在最新刊の3巻まででもかなりの「終電ちゃん」が登場していきます。これがどこまで行くのか(海外まで行くのか?)等も気になる点です。
3巻の最後の4巻の予告では「京成電鉄とコラボ」とありました。個人的には京成電鉄のゆるキャラ「京成パンダ」との絡みを期待しております。
京成パンダについてはこちらをご覧ください↓。
http://keiseicard.jp/panda/family.html
ではまた。
『コトノバドライブ』4巻・『ふらいんぐうぃっち』・雑記
『コトノバドライブ』4巻購入&読了。
発売日に買ったのですが、最初の2話が切なすぎてしばらく読む手を止めてしまっていました。「虫に乗ってる人」のエピソードとか……ね。『ヨコハマ』の頃からそういう所を匂わせる描き方だったのを思い出しました。
そして、これで完結だったのですね。連載は追いかけていなかったので存じませんでした。
普段から漫画などは「長く続くことが必ずしも良いとは限らない」と考えていた私でしたが、今回に関しては結構動揺してしまいました。
でも、また描いてくれることを期待して、『コトノバドライブ』の無事完結を祝いたいと思います。
--
ふとしたきっかけで『ふらいんぐうぃっち』を購入して読んでみました。(きっかけが思い出せないんですよね……アニメも知らなかったですし)
私は面白いと思いますよ。通販サイトの☆の数より面白いと思います。
その通販サイトのレビューを読んでないのですが、多分雰囲気が『よつばと!』と似ているからなのかなー、なんて勝手に想像。
私は『よつばと!』も好きですし、『あずまんが大王』も好きです。
『あずまんが大王』はその後の4コマ漫画の作風に大きな影響を与えたと思っています。「『あずまんが大王』以前」を知らない方は実感がないかもしれませんが。別の例えを出すと『マサルさん』の前と後、みたいな。
『よつばと!』も同じように他の人・漫画に影響を与え、そういう作品が出てきていると思います。
--
雑記パート。
魔窟(自室)の本の山を見るとさすがに危機感を覚えるレベルに達しております。積読もかなりあります。「やっぱ紙で読みたいよなー」と自分でも考えてきましたが「物理的スペースには限界がある」ことを痛感しております。
そんな感じでいよいよ私も電子書籍を利用ししようかと。端末の相場や電子書籍購入時の支払方法なども既に調べ始めております。
今現在買い続けているシリーズ物はそのまま紙で、これから手を出すのは電子にするつもりです。
リアル書店で働いていた時期もありましたが、いよいよ私も折れました。
そんな昨今です。今日はこの辺で。
『元祖水玉本舗』購入
二つの意味で「懐かしい」本を購入。
表紙をめくって読んでみると、「自分にとっての『ゲーム黄金期』の話題がてんこ盛り」そして「水玉先生の画が!言葉が!」という。
故人を偲びながらゆっくりと読んでいきたいと思います。
何かしんみりしてしまったので今日はこの本が発売されたことをご報告したところで終わります。また今度。
※本のサイズが大きい(ファミ通サイズ)なので、購入の際は気を付けましょう。
『おとなのほうかご』1巻を読みました
いやー、いいですね。女性陣が皆かわいい。それだけで十分。変な人ばっかだけど。現実にいるとかいないとか、そういう野暮ったい話は無しで。
この作品もWeb連載なんですね。1話3ページなので若干物足りなさを感じますが、あまり作家さんに無理させるのも良くないですし。
でも、このような「1話が短い」漫画も増えましたね。当たり前のようにたくさん描ける方も勿論凄いんですが、この作品のように少しずつ確実に描くのが合ってる方もおられるでしょう。(リスクを抑える、という意味もあるかもしれませんが)
まあ時代の変化が見られて感慨深くなったりしました。オススメ。
※唯一気になったのが、「オチがピヨ彦っぽい(byうすた京介先生的な)のが多い」くらいですかね。でもそれより皆かわいい。←重要。
ではまた。
『働かないふたり』を読んでないひとり
最新刊を買ったけど読んでない私のことですどうもお久しぶりです。
やはりというか当然というか、漫画でも積読が増えていってます。イカンです。
自分のアンテナの軸がブレているというより、活動が衰え始めてる気もします。
漫画関係ない話ですが、「いつかコンティニュー無しでクリアしてやる!」といった気持ちで取り組んでいた15年前のゲームをクリアしちゃってからは、何というか、放心しています。
はてなから「1年前の記事を読み返してみましょう」なんてメールも着てましたが、それが「『イエスタデイをうたって』が完結して放心している」といった内容でした。
……あれ、もう色々とダメになってきているのかな……?
まあ年齢的にも仕方が無いなあ……とか書いてる場合じゃねぇ!と一念発起してこの記事を書いています。(正直なところ、この記事のタイトルを思い付いたので忘れないうちに書いておこうと思ったからです)
明日は映画『聲の形』を観に行きます。私は気に入った作品を何度も観るタイプで、これで4回目になります。上映館がかなり減り、私も明日で(映画館で観るのは)最後にします。
電車移動の時間+映画の待ち時間で漫画を消化していきたい!
『働かないふたり』はwebでやってた頃から読んでおりますが、細かいネタが面白いんですよね。『働かないふたり』の内の兄の方は名前が「守」で「自宅警備員にぴったりな名前だと思ったでしょ」とか上手すぎてため息が漏れた(最新刊の話ではありませんが)。「描いてる人はどっちを先に思いついたんだ!?」的な。すごい好きですね。
あと、最近買った漫画。
玉吉さんが漫画描いてるだけで嬉しいんですよね。「大げさな」と思う方もおられるでしょうが、本当なんだから仕方ない。
タイトルは「ヒビの割れた人間」とかかってると思うんですが、対応してくれた書店員さんは皆「日々、我、人間」で区切って読んでました。これに関しては「わかっている方がすごい」と思うレベルなので仕方ないと思います。装丁が特殊なのでちょっと読みづらいと思うこともありますが、そもそも『しあわせのかたち』からしてサイズも特殊でしたし、セリフも横書き(連載誌の都合でページを逆にめくっていくタイプ)でしたからね。
それとこの漫画。Twitterで表紙のサムネ画像が流れてきただけで「買いです」と判断して買いました。開いてみたら、絵柄が志村貴子さんにとても似ていた。パクリとか何とかじゃなくて、「ビーム初登場のころから追いかけている漫画家さんが、後進の漫画家さんに影響を与える存在になったんだな」と思い、感慨深い気持ちになりました。
まだあります。
冬目景さんの『黒鉄』が連載再開と聞いて。生きてて良かったですよ。いやいやマジで。
積読に押しつぶされそうですが、今後も何とか生きて楽しいことを見つけながら暮らしていきたいと思います。
ではまた数か月後(?)。