『映像研には手を出すな!』1巻を今さら買って、たった今1話を読みました
なるべくネタバレしない感じで書きます。
ネット界隈では結構取り上げれらていて、褒めてる人はまさに「絶賛」って感じなので、やっと買いました。
自室のスペースの関係で、なるべく紙の本は買わないようにしているのですが、「手を出して」しまいました。電子書籍に使えるようなタブレットは持ってないし。スマホも古いし。小さいし。
タイトルに書いた通り、まだ1話しか読んでいません。漫画としては「ちょっと読みにくいかな?」と思ったのも事実です。
ですが、この1話は。声にこそ出していませんが、心の中では「あああああああああ!」ってなってました。
1話でこれだけ魂を掴まれたのは、それこそ『プラネテス』(原作=漫画版)振りです。どんだけ前だよって話ですが、本当だからしょうがない。(題材は全然違いますが)
正直、私の拙い表現力では説明できない。ネタバレを気にする必要なんて無かったと自分でも思うほど内容について触れていません>このブログ。
試し読みの小冊子が置いてある書店もあるでしょう。それこそ電子書籍で試し読みもできるかもしれません。ネット検索すれば感想はたくさん出てくるでしょう。
このエントリを書く直前に、近所の書店に電話して2巻を取り置きを頼みました。三度目ですが、まだ1巻の1話しか読んでないのに。
ということで、読んでみよう!ていうか読め☆!
新装版『仙術超攻殻ORION(オリオン)』
もうだいぶ前に友人に「読め」っつて押し付けて、やっと最近読んでくれたらしい。その友人とオリオンについてやり取りをしていたら自分も読みたくなった。
その次の日くらいにネットをうろうろしていたら表題の『新装版』なるものが出版されていることが分かった。↓のリンクを踏んでもらえればお分かりになると思いますが、「新装版だからといってあんまり買う価値は無さそうだなー」と一旦冷静になりました。副読本的位置づけの「オリオンノート」「オリオン事典」が同じ本に収録されているくらいしか……(以前は別の本に収録されていた)。しかも本のサイズがひと回り小さくなっている(青年誌コミックサイズ。アカギとかカイジ等)。
んでどうしたかと言うと、こんな記事を書いているくらいだし、買ってしまいましたよ。
マジで台詞のルビが小さすぎて読めないw。自分の目が悪いのは確かだけど、それ以前の問題。チェックしてないのか、チェックしてこれなのか。
これだけ文句書いてますが、それでも中身は面白いんですよ。いやいやマジで。いやー、買ってよかった(は、言い過ぎだけど)。
士郎先生の知識の源ってどうなってんだろう……と改めて痛感させられます。オリオンでは日本神話・クトゥルー神話・量子力学・天台密教・五行etc.etc...。それでいてストーリーはわかり易い(同社比)し、何度でも読み返したくなるし、その度に発見がある。
これが連載されていたのが1990年~1991年だそうです。今なら何でもネット(ウィキペディア知識)で調べられるけど、そうじゃない時代ですよね。パソコン通信とかはあったんだろうけど。
ああ、そうだ。その昔、私が関西旅行に行く際、この作品関連で鞍馬山に行ってみようと思ったんですよ。行く前にネットで調べたら(いい時代ですね)、なんかすげー「パワースポット」として紹介されていて「あ、じゃあいいッス……」てなった思い出がある。何年前だか思い出せないけど。
『攻殻機動隊』って言うとアニメ(映画・TV)が有名ですが、士郎正宗先生が描いた本当の「原作」を読むと印象がガラッと変わりますよね。もう主人公である素子のキャラが全然違うし。
オリオンは上記の通り話自体はわかり易いし、「一件落着!」で終わっているのでとても良い作品だと思います。読んでみよう!
(一番わかり易くて面白いのは「ドミニオン コンフリクト編1」だと思うのですが「1」の次が出てないので……。士郎先生の新作漫画を待ちつつ、今日はこれでお開き!)
ドミニオンC1―コンフリクト編 第1話 (Comic borne)
- 作者: 士郎正宗
- 出版社/メーカー: 青心社
- 発売日: 1995/03
- メディア: ペーパーバック
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志村貴子先生の原画展に行ってきました
平日の昼間にまったりと見てきました。
shimuratakako.gengaten.com会場が池袋の西武百貨店別館2Fですね。池袋は東口に西武、西口に東武という位置取りになっているのは知っていましたが、会場までちょっと迷いました。
まず地上に出て東口へ。表に出たら右へまっすぐ行き、無印良品の建物の二階でした。なかなかの初見殺しでしたよ……。(わからなければ西武の店員さんに聞きましょう。私は聞きました!)
無事会場に到着し、料金を払って入場。会場内は基本的に写真撮影可という事でとてもありがたかったです。(※動画は撮影禁止ですので注意してください)
写真は撮ったのですが、それを勝手にWebに上げていいかを聞き忘れてしまったので文章のみで頑張ります。
個人的に「これは撮っておけ!」と思って撮りまくっていたのが「志村先生のメモ」です。
何かと言いますと、原画やキャプションの他に、ところどころ志村先生直筆(たぶん)のメモが貼ってあるんですよ。ほんとメモ用紙に書いて、画鋲で留めてあるだけ。原画ももちろん貴重なのですが、このメモは今後どこかで一般公開されるとかデータになるとか、そういったことはわからないです。なので撮ってきました。
あと、来場者用メッセージノート。沢山の方のメッセージが書いてありました。じっくり読んでいたかったのですが、他の方もいらっしゃったので、数ページだけ読み、私も書き残しておきました。そこで改めて思ったのが「(自分は)字も汚いし、絵も描けないし……」ということ。別にそこで卑屈になることはないのですが、なんだろう、やっぱり思ってしまいます。
『アルドノア・ゼロ』の画もありましたよー。ハークライトさん愛されてるなー。渋いオヤジーズ(ザーツバルム、クルーテオ等々)の画も見たかったなー。残念。
最後の物販コーナーでは図録・日めくりカレンダー・ポストカード・クリアファイルを各1買いました。日めくりカレンダーは本当は使う用・保存用に二つ欲しかったのですが、経済的事情により一つで諦めました。
志村先生の今後の活躍をお祈りしつつ、会場をあとにしました。またこういう機会があるといいですね。期待してます。
ではこの辺で。
「あの頃」のアスキー文化
『ユリイカ』の志村貴子先生特集号を無事購入し、軽く読んでみました。(まだ全部は読めてません)
感想。
「『ユリイカ』に書いてある内容が自分にもわかる!」
自分でもビックリしましたわー。今までも気になる特集の時は買っていたのですが、評論とかを読んでもイマイチ、ダメな時は全くわかりませんでした!寄稿イラストをコレクター感覚で持ってるだけでした。
コミックビームを創刊号から読んでいたので、志村先生の作品も初登場時から読んでおりました。『敷居の住人』は最初からロックオンして、単行本は全部初版で買って、新装版も初版で買って自室にしまってあります。
『敷居の住人』はいまだに大好きな作品です。他の作品も含めて「一番好き」はなかなか決められません。ゲームで例えると「理論値」に到達している作品が複数ありまして……。
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私が友人たちと話すときによく使う言葉「あの頃のアスキー」。ログインとかファミコン通信とか。バカチン市国(誤字じゃないですよ)やヒゲ部、ゲーム帝国やゲームセンターいがらし(これも誤字ではありません)。そして桜玉吉先生の『しあわせのかたち(しあわせのそねみ)』。
漫画が好きな友人はもちろん何人もおりますが、アスキー漫画を読んでいる人は意外と少なかったりします。
私も小さい頃はコロコロ・ボンボンあたりから読み始め、そして少年ジャンプへ。その後は順調に行く(?)と青年誌(ヤングジャンプ等)や漫画オタク向け雑誌(アフタヌーン等)にシフトしていくのが世代を越えてあるのかなー、とは思うのですが。私の場合はジャンプからアスキー漫画にシフトしました。
これが何でなのか、今までは自分でもよく分かっていなかったのですが、最近考えるようになったのが「ゲーム世代」であること。
私の世代は小学生の頃にファミコンが発売されました。これは大きいと思います。このゲームという物が本当に面白かった。その後もしばらくはゲームバブルが続くのですが、そこで一緒に成長していったのがゲーム雑誌。当時はインターネットなどは無いですから、ゲームの攻略や新作紹介等々はゲーム雑誌を読むことで入手していました。まあその中でも本当に色んなことがありましたがw。(私のように「ギャラクシガニ」をやり込んでいた小学生は多いのではないでしょうか。あれでスコアアタックやってみたら楽しいかも?楽しくねーよ!!)
ゲーム雑誌も様々な出版社が創っていました。
そして現在「ゲーム雑誌といえば?」と問うと「ファミ通」と答える人が多いと思います。そう、雑誌同士が戦い合い、生き残ったのがファミ通なんですよ。(「コン」と「信」のことは触れるな!)
「何故ファミ通が生き残ったのか?」は……色んな所で語られていますが、「ゲームの情報だけでなく、読み物(読者投稿ページ、何かよくわからない「ゲームとあんま関係ない」企画、そして漫画!)に力を入れていた」事が挙げられます。
特にファミコン通信(ファミ通)漫画で人気があったのが、上記の『しあわせのかたち』(桜玉吉先生)。毎回フルカラー!月産8ページ!(本当の話です)
ここでも一つポイントがありまして。ファミ通と一般的な漫画雑誌って、ページを捲る方向が違いますよね。表現を変えると「文字が横書きか縦書きか」ですね。これは漫画を描く側にとっても大きな違いです。
『しあわせのかたち』の好評を得て、「桜玉吉先生に漫画に専念してもらおう」という流れがあり、その結果コミックビームが生まれるわけです。『ファミコミ』とかもありましたね。
私が中学生の頃にも既に「こいつゲームなんてまだやってんのか」というオタクバッシングがありましたが、それでも好きなものは好きだし、逆に「お前らが知らない楽しいことを俺は知ってるんだ!」的な感じで逆らってました。日影で。
多感な思春期をこのルートで来てしまったので、ジャンプの次がビームになるのはもはや必然だったのではないでしょうか。
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物凄い勢いで脱線してしまいました。
まあ、人生も色んな意味で脱線したり復旧したりをいまだに繰り返しながら生きておりますが。
コミックビームではそれまでの漫画読み人生では出会うことが無かった新しい漫画がたくさんありました。中には「気に入っていたのに読み切りが数回載っただけでそのまま終わってしまった漫画」もあります。(のちにやっぱり気になるので検索したら「昔ビームに載ってた『○○』って漫画の詳細知ってる人いる?」と某掲示板に自分が書き込んだレスがヒットする有様)
その中で登場したのが志村貴子先生。そして『敷居の住人』。これを読んでた当時の私は影響されまくって、学校サボって映画観に行ったりしてましたよ。
それが良かったのか悪かったのかなんて死ぬ寸前までわかりませんが、現時点では「良かった」と思っています。それだけでもじゅうぶんですよ。
原画展は行きますよ。来週の平日になると思いますが。
長すぎて私も疲れてきたので今回はこの辺で。
(安井誠太朗先生の作品が何とか手元でまとめて読める日が来るまで頑張って生きていきたいです。おわり)
『終電ちゃん』4巻
『終電ちゃん』最新刊を購入。何の捻りもない感想ですが、面白かったです。あと電車豆知識も挟んでるので、そういった意味でも面白いです。
4巻で言えば「岡山駅は路面電車を含めると10路線の終電が集まる」といったところ。
この作品は色んな所とコラボしてますが(今もスマホの位置ゲー「駅メモ!」とコラボしているそうです)、個人的にはタイトーとコラボしてほしい。
そう、もうすぐアーケード版電車でGO!の新作が稼働予定となっているのです。
冷静に考えるとこのコラボが実現したら「終電を運転する」ことになりそうですね。難易度が上がりそうです。「酔っ払いを起こして電車に乗せろ!」なんてミニゲームがあったり。なかったり。
この作品内では「(終電ちゃんや鉄道会社員は)本当は終電に乗ってほしくない。もっと早い時間に余裕をもって乗ってほしいんだ」という場面が何度となく出てきます。
年末の混雑・悪天候・他の路線との接続……。終電には色んなトラブルがつきものです。終電に関してだけでなく、何事にも心の余裕が必要ですね。
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志村貴子先生の原画展に伴うサイン会に申し込みましたが、当選メールが届いてないので恐らくダメだったのでしょう。「24日に当選者のみにメールを送信します」とあったので。
ただ、ひとつ。
原画展のTwitter公式アカウントでは「10/24(火)(予定)にメールにてお知らせいたします」とあります。
志村貴子先生サイン会へのたくさんのお申し込み、ありがとうございました!抽選の結果は、ご当選された方のみに10/24(火)(予定)にメールにてお知らせいたします。楽しみにお待ちください!(スタッフS)#志村貴子原画展
— 志村貴子原画展 (@t_shimura_20th) 2017年10月21日
(予定)だとちょっと困ってしまうので、当選者へのメール送信が終わったら、公式アカウントと公式サイトでその旨を告知していただきたいです。
万が一、スタッフの方がここをご覧になっていたらお願い致します。