漫画とかの日記(続き)

漫画を読んで時々何かを書きます。

新装版『仙術超攻殻ORION(オリオン)』

もうだいぶ前に友人に「読め」っつて押し付けて、やっと最近読んでくれたらしい。その友人とオリオンについてやり取りをしていたら自分も読みたくなった。

その次の日くらいにネットをうろうろしていたら表題の『新装版』なるものが出版されていることが分かった。↓のリンクを踏んでもらえればお分かりになると思いますが、「新装版だからといってあんまり買う価値は無さそうだなー」と一旦冷静になりました。副読本的位置づけの「オリオンノート」「オリオン事典」が同じ本に収録されているくらいしか……(以前は別の本に収録されていた)。しかも本のサイズがひと回り小さくなっている(青年誌コミックサイズ。アカギとかカイジ等)。

  

仙術超攻殻オリオン (COMIC BORNE)

仙術超攻殻オリオン (COMIC BORNE)

 

 

んでどうしたかと言うと、こんな記事を書いているくらいだし、買ってしまいましたよ。

マジで台詞のルビが小さすぎて読めないw。自分の目が悪いのは確かだけど、それ以前の問題。チェックしてないのか、チェックしてこれなのか。

これだけ文句書いてますが、それでも中身は面白いんですよ。いやいやマジで。いやー、買ってよかった(は、言い過ぎだけど)。

士郎先生の知識の源ってどうなってんだろう……と改めて痛感させられます。オリオンでは日本神話・クトゥルー神話量子力学天台密教・五行etc.etc...。それでいてストーリーはわかり易い(同社比)し、何度でも読み返したくなるし、その度に発見がある。

これが連載されていたのが1990年~1991年だそうです。今なら何でもネット(ウィキペディア知識)で調べられるけど、そうじゃない時代ですよね。パソコン通信とかはあったんだろうけど。

ああ、そうだ。その昔、私が関西旅行に行く際、この作品関連で鞍馬山に行ってみようと思ったんですよ。行く前にネットで調べたら(いい時代ですね)、なんかすげー「パワースポット」として紹介されていて「あ、じゃあいいッス……」てなった思い出がある。何年前だか思い出せないけど。

攻殻機動隊』って言うとアニメ(映画・TV)が有名ですが、士郎正宗先生が描いた本当の「原作」を読むと印象がガラッと変わりますよね。もう主人公である素子のキャラが全然違うし。


オリオンは上記の通り話自体はわかり易いし、「一件落着!」で終わっているのでとても良い作品だと思います。読んでみよう!

(一番わかり易くて面白いのは「ドミニオン コンフリクト編1」だと思うのですが「1」の次が出てないので……。士郎先生の新作漫画を待ちつつ、今日はこれでお開き!)

 

ドミニオンC1―コンフリクト編 第1話 (Comic borne)

ドミニオンC1―コンフリクト編 第1話 (Comic borne)