2018/12/31
前の更新からかなり間が開いてしまいました。環境の変化に翻弄されてました。
今年を振り返る的なことをちょっとだけ書きます。
何と言っても『少女終末旅行』に出会えたことでしょうか。アニメ版も評判が良いようなので、落ち着いたら観てみようと思います。
あと、『おとなのほうかご』が完結しました。もう少し読んでいたかったのですが、仕方ないです。無事完結したことを喜ぶことにします。
本年もありがとうございました。では良いお年を。
『おとなのほうかご』4巻購入
10/22『おとなのほうかご』4巻、発売予定!
嬉しいですね!3巻では登場人物たちが徐々に交錯し始めました。ここからどう話を転がすか、さじ加減が難しいだろうと思います。連載は追いかけていないので、単行本(Kindle版)発売が心の支えになってます。よーし、まだ生きる!
ぞっ!!!
- 作者: イチヒ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/10/22
- メディア: コミック
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あと、更新間隔がかなり開いてしまいました。(元々これくらいだった気もしますが……)
個人的にアレコレあったのもありますが、やはり『少女終末旅行』を読んで頭を持って行かれた事が大きいです。漫画では泣かなかったのですが、webで感想を漁っていたとき、その書いてる方々の熱量にやられて泣いちゃいましたね。私はこういう感覚を大事にしていきたいと考えてますよ。
あと、最終話の最後数ページ、そしてあと書きで描かれてるイラスト。これらは連載時には無かったそうです。
私は単行本しか読んでいなかったので、「こういう終わり方かぁ」と感心していましたが、これらの加筆部分が無かった連載の最終話を読んでいたら、抱いた感想は大きく変わっていたと思います。ですが、私がこの作品に関する記憶を全て無くさない限り「連載版の最終話を読み終わったときの感想」は体験できないんですよね。
昔、Twitterの漫画キャラbotを作ったことがあります(今でも動いてます)。そこでフォロワーさんとの交流があったのですが、その方は単行本で読んだおられたそうです。私は雑誌連載をずっと追いかけており、「雑誌にはあったけど、単行本では無くなっているモノローグ」などを知っていました(botには雑誌連載版のモノローグを使っています)。その方は「リアルタイムで読めなかったのが残念でならない」と仰ってました。
それを今度は私が感じています。
『少女終末旅行』を面白いと感じ、連載を最終話まで追いかけていた方は、その体験を大事にしてください……。
何が言いたいのか自分でもよくわからなくなってきました。今回はこの辺で終わります。また今度。
- 作者: つくみず
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2018/03/09
- メディア: Kindle版
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『少女終末旅行』全六巻読了
なるべくネタバレしないように書きます。
作品の存在はアニメ化されたときに知りました。ですが、アニメはまだ観ていません。
タイトルと画柄、遠回しで入ってくる情報を見て「文明が終わった世界で女の子二人組がトロトロと旅行する漫画」かな?と。「『ヨコハマ買い出し紀行』みたいな感じだろうか」と想像していました。
実際読んでみると、最初からから文明が滅んでいて(この時点で『ヨコハマ~』とは違うなと感じる)。主人公二人以外の人物は殆ど登場しません(ゼロではないですが……)。二人も「何故文明が滅んだのか」もよくわからないまま旅が進みます。
ですが、読み進めていくと、旅の中で様々な遺物・遺構と出会い、二人も様々なことを知っていきます。
五巻くらいから私の背筋が震えるようなエピソードが入るようになります。二人の過去が語られる「40 故郷」。「おじいさん」のセリフが心に刺さります。
そして六巻(最終巻)は圧巻でした。最終話の「~~『だったよね…』」(一応伏字)というセリフと見開きで描かれる景色。素晴らしかったです。
作者の後書きも良かったです。(後書きを読まないという方もおられるでしょうが、この作品は読んだ方が良いです)
アニメのサブタイトルを確認しましたが、原作の途中までで終わっているようです。最終巻が出たのもアニメが終わってからだったかと思います。
今は電子書籍で試し読み等もできる(はず)なので、ちょっと読んでみてください。
この作品を知ってくれる方が一人でも多くなってもらいたいです。
私のこのブログの中では悪ふざけも無くなく硬い内容になっていますが、それだけ感銘を受けたと思ってください。
ではまた。